■ 定義
てんかんとは、脳の神経細胞の過剰な電気的興奮により、 反復性の発作を起こす慢性神経疾患である。
■ 原因
- 特発性(原因不明)
- 脳損傷(外傷・脳梗塞など)
- 腫瘍
- 遺伝
■ 病態
脳内の神経細胞が異常に同期して発火することで、 過剰な電気活動が広がり、 意識・運動・感覚に異常が生じる。
■ 発作の分類
● 焦点発作(部分発作)
- 意識障害あり/なし
- 局所的なけいれんや感覚異常
● 全般発作
- 強直間代発作(大発作)
- 欠神発作(意識消失のみ)
- ミオクロニー発作
■ 症状
- けいれん
- 意識消失
- 異常行動
- 発作後の意識混濁(もうろう状態)
■ 検査
- 脳波(EEG)
- MRI・CT(原因検索)
■ 西洋医学的治療
- 抗てんかん薬
- 生活管理(睡眠・ストレス)
- 難治例:外科治療
■ 東洋医学的解釈
● 基本病態
● 証別分類
- 風痰:発作・意識障害
- 肝風:けいれん主体
- 痰火:興奮・重症発作
■ 鍼灸アプローチ
● 治療方針
- 発作頻度の低減
- 神経興奮の抑制
- 自律神経の安定
- 体質改善
● 主要経穴
● 配穴例
● 手技
- 軽〜中等度刺激
- 継続治療が重要
- 過刺激は避ける
■ 鍼灸適応と注意点
● 適応
- 発作コントロール補助
- ストレス・自律神経調整
- 生活の質向上
● 注意(レッドフラッグ)
- 持続する発作(てんかん重積)
- 意識回復しない
- 初発発作
※発作時は安全確保+医療対応
■ まとめ
てんかんは神経細胞の異常興奮による発作性疾患であり、 薬物療法が基本となる。 鍼灸は発作予防や自律神経の安定に寄与し、 補助療法として有用である。
0 件のコメント:
コメントを投稿