緑内障(Glaucoma)まとめ

■ 定義

緑内障とは、 視神経が障害されることで視野障害が進行する疾患である。 多くは眼圧上昇が関与するが、 正常眼圧でも発症することがある。


■ 特徴

  • 視神経障害
  • 視野狭窄
  • 進行すると失明の危険
  • 初期は自覚症状に乏しい

■ 分類

● 原発開放隅角緑内障

  • 最も多い
  • 慢性進行性
  • 日本では正常眼圧緑内障も多い

● 閉塞隅角緑内障

  • 急激な眼圧上昇
  • 急性発作を起こす

■ 原因

  • 眼圧上昇
  • 加齢
  • 遺伝
  • 血流障害
  • 近視

■ 病態

房水の流出障害によって眼圧が上昇すると、 視神経が圧迫・障害される。 その結果、 視野が徐々に欠損していく。


■ 主な症状

● 慢性型

  • 視野狭窄
  • 見えにくさ
  • 進行まで自覚しにくい

● 急性閉塞隅角発作

  • 激しい眼痛
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 視力低下
  • 充血

■ 視野障害の特徴

  • 周辺視野から障害
  • 進行すると中心視野障害

■ 検査

  • 眼圧測定
  • 眼底検査
  • 視野検査
  • OCT検査

■ 西洋医学的治療

  • 点眼治療(眼圧下降)
  • レーザー治療
  • 手術療法

■ 重要ポイント

一度障害された視神経は回復しにくいため、 早期発見・進行予防が重要である。


■ 東洋医学的解釈

● 基本病態

● 証別分類


■ 鍼灸アプローチ

● 基本方針

  • 眼周囲循環改善補助
  • 自律神経調整
  • 頭頚部緊張緩和
  • QOL維持

● 主要経穴

● 配穴例

● 手技

  • 軽刺激中心
  • 眼球への直接刺激は避ける
  • 頚肩部緊張改善も重視

■ 鍼灸適応と注意点

● 適応

  • 眼精疲労
  • 肩こり
  • 頭痛
  • 慢性ストレス

● 注意(レッドフラッグ)

  • 急激な視力低下
  • 激しい眼痛
  • 吐き気を伴う頭痛
  • 急性閉塞隅角発作

※急性発作は緊急眼科対応が必要


■ まとめ

緑内障は、 視神経障害によって視野狭窄を起こす疾患であり、 失明原因の一つである。 眼圧管理と早期発見が重要であり、 点眼治療が中心となる。 鍼灸は眼精疲労や頭頚部緊張の緩和、 QOL維持の補助療法として用いられる。

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